南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

神品芳夫著『木島始論』

神品芳夫著『木島始論』。1928年生2004年没の詩人木島始の生涯と活動をつぶさにまとめた労作。広島の原爆に象徴される戦争への思い、黒人文学の紹介、ジャズ評論、詩劇、詩画集、絵本、訳詩等多岐にわたる木島の全体像に迫る中で示される木島への溢れる共感と敬意と情熱はうらやましいほどだ。