南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

2021-10-03から1日間の記事一覧

シェークスピア ソネット 130

ソネット 130 W. シェークスピア わたしの恋人の眼は太陽とは程遠い 珊瑚は彼女の唇よりもずっと赤い 雪が白いとしても彼女の胸はなぜ灰色っぽいのだろう 髪の毛が糸だったとしたら彼女の頭には黒糸が生えている、 わたしはこれまでにダマスク色、赤色、白色…