南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

村上 龍と村上春樹

村上 龍はぼくにはとてもよく理解できる作家である。 文学にとどまらず、経済やスポーツや音楽や風俗や職業紹介まで 多彩な活動をしている。いまはカンブリア宮殿の司会も務めている。 「限りなく透明に近いブルー」を読んだときあまりのエロチシズムに驚い…

香取真悟論

SMAPのなかで一番若くて一番からだがでかい。 ハンサムというよりは、個性的な顔立ちだ。 新撰組とか西遊記とかベトナム人とか透明人間とかユニークな役が多い。 明るくて行動的なところが人気の元か。 英会話に挑戦したり、お笑いに適性を発揮したり、…

稲垣吾郎論

SMAPのなかではおとなしいほうだ。 しかし、いちばん都会的なイメージがある。 ソフトな声ときれいなイントネーションはSMAP随一だ。 声優にも向いている。 ワインや車やおしゃれにも強そうだ。 クールな面とずっこけの面があり 上品さもある。 女性…

中居正弘論

SMAPのリーダー中居正弘。 あの才能あふれるグループをまとめる力は相当なものだ。 演技力も歌唱力もそれほどすぐれているとはいえない。 運動神経もね。 しゃべりが彼の異能といえるだろう。 いつもしゃべっている。 まちがっても突っ込まれてもしょげ…

草彅 剛論

SMAPはソロでやれる五人のソリストがアンサンブルも絶妙にできるというまれな例だ。 個性の違う五人組。 しゃべりの中居。 万能の木村。 都会的な稲垣。 お笑いの香取。 そして弱弱しい草彅。 草彅君は一見線が細く見えるが、なかなかの人材だと思う。 …

またまたブラームス

ゆうべラジオで聴いたブラームスのバイオリンソナタがあんまりよかったので一言触れたくなった。 ビクトリア・ムローバというバイオリニストがとても上手に弾いていた。 超Aクラスに入れてもいいぐらいい名曲名演奏だった。 無駄なところがない。甘く物悲し…

木村拓哉論

木村拓哉は魅力的なタレントだ。 おじさんのぼくからみても魅力を感じる。 女性からも相変わらず好かれているようだ。 30過ぎて既婚者で子供もいる。 それでも、多くの独身20代の若手俳優やタレントをおさえて上位にいる。 その秘密はなんだろう? ・も…

書評の必要性

情報化がここまで進むと自分にとって価値ある情報かどうかを選択することもたいせつになってくる。 本屋に行って多くの書籍や雑誌を前に立ち往生する。ぱらぱらとめくったぐらいじゃなかなか判断がつかない。そこで、目利きに頼りたくなる。 書評を見て価値…

ブラームス

ブラームスはすぐれた作曲家のひとりではある。 やや暗い美しさが魅力だ。だが、バッハ、モーツァルト、ベートーベンを超えてはいないと思う。 なぜか?よくわからない。 この三人は別格だからやむをえないのだと思う。便宜上この三人を超Aクラスとしよう。…

ヴィヴァルディ

ヴィヴァルディは、ヴェネツィアの作曲家、ヴァイオリニスト。1678ー1741。バッハとほぼ同時代に活躍した。 バッハやモーツアルトほどではないにしても、かなり有名だ。「四季」は日本でもよく知られている。 ぼくはヴィヴァルディの音楽をあまり聴…

美学

美とはなにか? 正確にはわからない。 でも美術というジャンルがあり、 美人、美貌、美観、美意識、美容、美化、美味、美声、美形、など 美のつく言葉もたくさんある。 いったいひとはなにに美を感じるのだろう? 絶世の美人をかたわらに美酒を味わうひと時…

たとえばPOPSは誰に向けて歌うのか?

サザンオールスターズの多くのヒット曲。 いとしのエリー。勝手にシンドバッド。真夏の果実。 ミスブランニューデイ。慕情。つなみ。白い恋人たち。 それぞれのヒット曲は対象が異なっているのかな? 桑田くんはどう思っているんだろう?・・・それには、興…

想定する読者はだれか?

詩を書くときにだれに向かって提出しようとしているのか? 最近、詩人同士で話題になった。ぼくも詩人のはしくれとしてあらためて考えてみた。 会って話すときは、相手がはっきりしているのでわかりやすい。一対一。数人。10人。20人。50人。100人…

フィクションとノンフィクション

フィクションになんの意味があるのか?という長年の疑問がある。 事実こそ意味があるのではないか?科学の真実。歴史的事実。 事実を正確に把握し記述するだけでも労力がいる。 科学の発展のためにも膨大な時間とお金と才能と労力が必要だ。 小説などを書く…

タブー

よのなかにはタブーというものがある。 表現の自由とタブー。 宗教と芸術表現との関係がその代表例だ。 キリスト教徒でないと、キリスト教にかかわる音楽はよくわからないし、没頭しきれない。 たとえば、ミケランジェロの最後の審判は人類史上まれに見る傑…

詩歌と散文

はじめは詩だった。もう四十年ぐらいの経験がある。 俳句と短歌はたまにしか作らない。きちんと作ろうとしたのはここ2,3年前からだ。 エッセイや評論もほとんどやってない。2,3回は詩集評をやったことがあるが。 ことしにはいってひょんなことから、散…