ゆうべラジオで聴いたブラームスのバイオリンソナタがあんまりよかったので一言触れたくなった。
ビクトリア・ムローバというバイオリニストがとても上手に弾いていた。
超Aクラスに入れてもいいぐらいい名曲名演奏だった。
無駄なところがない。甘く物悲しい。微妙に変化しながら
すすりなくように訴えるようにあきらめるように
感情が揺れ動いてゆく。
一種のラブソングまたは失恋の歌かな?
こういうふうに無駄がなくて変化に富むというのはなかなか見当たらない曲だ。
聞き終わったあと、ブラームスだと聞いて
そういえば、CDを持っていたことに気づいて
もう一度CDで聴いてみた。
クレーメルの演奏だ。
ちょっと違う感じもするが
いずれ劣らぬ名演奏だ。
おかげで寝るのが予定より遅くなってしまった。
ブラームスのバイオリンソナタ。三曲中の二番だった。
秋の夜長にお勧めです。