南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日原正彦詩集『永遠の立ち話』

日原正彦詩集『永遠の立ち話』。日常の情景や出来事や思い出などがきっかけとなってさまざまなイメージや連想が働き時には言葉遊びやオノマトペに発展する。見る事聞く事問いかけや自問自答のような発語。「妻・娘・私」の章はさりげない筆致の中に悲しい過…

俳句『半夏生』

半夏生我流にも 手応えあれば 夏に沿ういっぱしの 夏の装い 風来坊地図もなく 迷い続ける 在の夏せせらぎに しばし涼とる 奥平敏感を 色に染め分け 夏の川遠雷に 読みふけりしは 夏の夜夏の午後 うつらうつらの 綿入子お互いに シカとしあって 夏ゆらり生体…

詩集『個体から類へ涙液をひじませるfocusのずらし方・ほか』

詩集「個体から類へ涙液をにじませるfocusのずらし方・ほか」 : 南原充士の『きままな詩歌と小説の森』 (exblog.jp)