2022-04-12 村田諒太の言葉 詩論 村田諒太は、2022年4月9日のWBA&IBF世界ミドル級王座統一戦でゲンナジー・ゴロフキンに敗れたが、互いにリスペクトしながら死闘を繰り広げたのは称賛に値するものだった。 後日、あるテレビ局のインタビューに応える中で、村田諒太は、「人は桜の花にばかり目が行くが、桜の花を咲かせるのは幹であり根だ。ボクシングも試合は花だが、闘うのは人間だ。花を咲かせる人間力が大切だ。」というようなことを言っていた。 文学にも同じようなことが言えるだろう。「詩歌や小説は花だが、それを咲かせるのは作者だ。作者が地道な努力を続けて強靭な根を張り幹を太くすることではじめて美しい花を咲かせることができるのだろう。」