2022-12-30 新たな朝 #詩 新たな朝 今年もあと二日と思えば胸が騒ぐ。 やがてざわつきが収まり 諦めに似た気持ちになると 急に一年間に起きたことがハイライトとなって瞼を去来する。 それらが懐かしい思い出となってゆらめきながら消えていくと 代わって真っ青な空が限りなくひろがっていき 新たな朝に目ざめたばかりの視界を満たす。