南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

2021-06-24から1日間の記事一覧

シェークスピア ソネット 119

ソネット 119 W. シェークスピア 内部が地獄のように汚れたフラスコによって蒸留された サイレンの涙をわたしはどれほど飲んだのだろうか? 恐れを望みに 望みを恐れに塗布して 自分では手に入れたと思ってもいつも失い続けたのだった、 なんという拙い過ち…