南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

2022-11-06から1日間の記事一覧

老いの坂道

老いの坂道おたがいに 中古になれば いたわって休みつつ行く 老いの坂道気が付けば ひとは他人に 生かされる死ぬも生きるも 花咲く散るも楽観も 悲観もなくて 淡々と天体運行 成り行き任せ真実は 自撮りできるか 幻滅の肖像画など 修正に出す想像の 自分はど…