2022-11-06 老いの坂道 57577系短詩 老いの坂道おたがいに 中古になれば いたわって休みつつ行く 老いの坂道気が付けば ひとは他人に 生かされる死ぬも生きるも 花咲く散るも楽観も 悲観もなくて 淡々と天体運行 成り行き任せ真実は 自撮りできるか 幻滅の肖像画など 修正に出す想像の 自分はどんな 姿だろう鏡を見れば 虚像壊れる前のめり 修正すれば へっぴり腰杖に頼れば 歩行危うし