南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

二月

地球温暖化と言われるが、たしかに地球全体としては温暖化が進んでいると言えるだろう。だが、個々の地域ごとに見ればあまり実感できないところもあるだろう。暖冬という表現は自分的には嫌いだ。自分は川崎市に住んでいるが、今年の冬も寒くて仕方がない。暖房を目いっぱいかけるので電気代がかさんで仕方がない。年間の電気代の推移をみると夏と冬は半端なく料金が高くなっている。自分の実感としては、冬は横ばい、夏は酷暑傾向だ。よく気象予報士が「○○月並みの気温です」というが、最低気温など無視して言うので不愉快に感じる。安易に「4月並みだなんていわないでほしい。最高気温が15℃ だとしても最低気温が1℃なら真冬なのだから。

寒い時は寒いと素直に言おう。

言葉だけ威勢のいいことを言っても現実は何の変りもないのだから。

 

   ふるえつつ 4月並みとの 予報聞く

   2月生まれは 2月でいいさ