木葉揺詩集『アーベントイヤー』。奇想天外のドタバタ劇。コーヒーメーカーで切り刻んだ蟻の列が巨大な一匹の蟻になったり、両肩に絡まった柿木がフェリーから投身自殺したり、暖炉の前で死んだ熊を解体し火葬に付す等弾ける言葉による「冒険」は笑いが止まらないが、同時に一抹の寂しさも感じさせる。
木葉揺詩集『アーベントイヤー』。奇想天外のドタバタ劇。コーヒーメーカーで切り刻んだ蟻の列が巨大な一匹の蟻になったり、両肩に絡まった柿木がフェリーから投身自殺したり、暖炉の前で死んだ熊を解体し火葬に付す等弾ける言葉による「冒険」は笑いが止まらないが、同時に一抹の寂しさも感じさせる。