南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

神原芳之詩集『流転』

神原芳之詩集『流転』。生の流れの中で経験した多くの幸不幸の出来事を深い洞察眼が観察し、観照ともいえる視点から静かで正確ですこしユーモアと反骨精神を忍ばせた詩作品として差し出している。戦争、災害、親しい人の死、文学、動植物、自然の情景等走馬灯のように巡る思い出がなんとも切なく迫る。