南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

2007-09-03から1日間の記事一覧

現代詩手帖9月号について(感想)

「現代詩手帖9月号」に掲載されている詩作品についての読後感、以下のとおりである。 いずれの詩作品も甲乙つけがたい力作だが、あえてぼくが特に惹かれた作品を数編取り上げてみたい。 まず、辻井喬の「今日という日」は、外国のスパイ小説を読むようなお…