田中眞由美詩集『しろい風の中で』。なんという寂しげな心境だろう。<そこ>も<そのひと>もあいまいで、しろい風がくりかえされるしろい日をさらっていく。< そのひと>の語った言葉やしぐさが時や場所を超えて蘇るとき、だれにも<その時>が来ることを思わざるを得ない。みないなくなるんだねと。
田中眞由美詩集『しろい風の中で』。なんという寂しげな心境だろう。<そこ>も<そのひと>もあいまいで、しろい風がくりかえされるしろい日をさらっていく。< そのひと>の語った言葉やしぐさが時や場所を超えて蘇るとき、だれにも<その時>が来ることを思わざるを得ない。みないなくなるんだねと。