南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

長嶺幸子詩集『Aサインバー』

長嶺幸子詩集『Aサインバー』。12歳で父を亡くし、6人兄弟の長女として母を助ける。母は昼は畑仕事、夜はAサインバーに行って米兵相手に物を売る。沖縄での暮らしの様子が沖縄語を交えて懐かしく少し物悲しく語られる。戦争を経験しながらも助け合って健気に生きるウチナーンチュの姿が目に浮かぶ。