南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

順調

歩一歩の 道を歩みて 訪ぬれば 自ずから成る ひとの心も

TwitterとかFacebookとかに比べると

小規模かもしれないが、地味に書き込める場所というのもいいものだ。 Blogは流れていかない。SNSは流れ去っていく。 どちらにも美点がある。 流れるも 留まるもよし 冬の川

忍耐と辛抱と我慢

だれしもこの世間は生きづらいと感じているのだろうか? 生老病死ーはかない命をかかえて悩み多い日々を過ごすという点では大差ないのかもしれない。他人は幸せそうに見えてしまうだけなのかもしれない。 自分は71歳になり、高齢者らしい年ごろに入りつつ…

信頼

いつのまに 忍び寄ったか 認知症 介護の人の 気配りに笑む

失礼なひと

礼を知る 人でありたし 無礼には 愛想も尽きて 見切るほかなし

ベテルギウス

暗ずめば 冬の三角 異変予知

書いた文章と書いた本人

SNSなどの書き込みは本人の実像とずれがある。意図するかどうかとは別にそのズレは避けられないもののようだ。 気を付けなければならないのは、そのズレがマイナスの効果を及ぼすことがあることだ。バイアスのかかった批判、過剰な自意識、食傷気味の饒舌…

『シェークスピアのソネット集』の翻訳

『シェークスピアのソネット集』には、154篇のソネット(14行詩)が収められています。1600年ごろに書かれた作品なので、英語が古く、現代人にとっては解釈が難しいので、和訳には苦労させられています。しかし、シェークスピアという稀代の文豪の書…

『うろこアンソロジー2019年版』

www.haizara.net

シェークスピア ソネット 77

ソネット 77 W.シェークスピア あなたの鏡はいかにしてあなたの美貌が衰えるかを示すでしょうあなたの時計はいかにしてあなたの貴重な時間が浪費されるかを示すでしょうあなたの心の刻印は空白のページを持っているでしょうそしてこの書物から あなたは…