南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

犬伏カイ詩集『ぼくのブッダは祈らない』

犬伏カイ詩集『ぼくのブッダは祈らない』。先祖調べから詩の世界が開かれ、それらは壮大な宇宙的・地史的・人類史的な広がりを持つ時空へと発展していった。叙景からフィクションまで現実を見つめる冷徹な目と想像力溢れる神話的物語まで、作者の思いが強い叫びとなり躍動感に満ちた詩篇へと結実した。