南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

青山かつ子詩集『おじゃんこら』

青山かつ子詩集『おじゃんこら』。童心を忘れないのが本物の詩人だろう。実際に耳にした子供たちの言葉や情景が基本となって、大人の観点からの観察や子供の頃の思い出が加えられて独自の子供詩の世界が生まれている。心が和むような詩篇が並ぶ中、特に「虫のたんけん」や「おともだち」に惹かれた。