南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

2013-02-20から1日間の記事一覧

『 死から見た生 』(価Ⅲ=20)

『 死から見た生 』 価値観の研究第三部 その20 1.自分の死を想定して、そこから生きている自分を眺めてみるというようなことをしてみると、生と死というものがより密接に思えてくるかもしれない。 さらには、心身の能力が衰えて、十分な活動ができなく…

『 死の社会性 』(価Ⅲ=19)

『 死の社会性 』 価値観の研究第三部 その19 1.死は個人のものだが、死の社会的な関わりは無視できないものだと思う。 それは生と死とをひっくるめた社会性と言えるかもしれない。 生老病死は、すべての段階でなんらかのかたちで他者の助けを得て成り立…