2020-04-14 ため息 57577系短詩 ため息 ちっぽけな 自分であれば 沈黙が ふさわしいとも 思いつつ生く 愚かなる 自分であれば 賢明な 知者の言葉に 耳を傾く さりながら 自分は自分 ほかならぬ 生きるため息 漏らすことあり 結局は 良心的に 迷いつつ 決めるしかない 危機のさなかに 晴れた日の 大きな緑地に 子供らは ラグビー野球 自転車をこぐ