苅田日出美詩集『草茫茫』。コロナ危機に陥っても一定の距離を置いて現実を観察しそれをユーモアに満ちた言葉に変えてしまう。1938年岡山生まれの詩人はかつて空襲も経験し、様々な出来事に遭遇したのだろうが、それらに屈せずに情熱を込めて書かれてきた詩は読者に詩を読む楽しみと共感を与える。
苅田日出美詩集『草茫茫』。コロナ危機に陥っても一定の距離を置いて現実を観察しそれをユーモアに満ちた言葉に変えてしまう。1938年岡山生まれの詩人はかつて空襲も経験し、様々な出来事に遭遇したのだろうが、それらに屈せずに情熱を込めて書かれてきた詩は読者に詩を読む楽しみと共感を与える。