南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

藤原紀香論

 藤原紀香といえば、お笑いの陣内氏と結婚したことが話題となった。最近、本も出したようだ。「紀香魂」というタイトルの。中身はまだ読んでいないが、結婚までには紆余曲折があって、ストレスで円形脱毛症になったことまで書かれているらしい。

 それはともかく、藤原紀香は、テレビの画面でしか知らないが、美貌とセクシーバディとお笑いのセンスを持ち合わせた稀有な女優である。

 ミスユニバースではないが、ミス日本だったと思う。

 最近では、豊満なバディのせいか、格闘技の番組でゲストとしてよく見かける。

 藤原紀香の最大のなぞは、女優としての評価だ。

 いままで、テレビドラマだけでも、何本も主役をやっただろう。

 そして、結果は、いまいち視聴率があがらなかった。

 お嬢様から、OL、キャリアウーマン、女優、などいろいろな可能性を試す機会を与えられた。
恵まれた女優といえる。CFにもしばしば起用されているし。

 しかし、なぜ女優として評価があがらなかったのか?(少なくとも、これまでのところ。)

 当り役に出会えていない? 視聴者に見る目がない?演技力がいまいち?

 理由はよくわからない。

 それでも、ぼくは、藤原紀香になぜか惹かれる。

 やっぱり、たぐいまれな美貌と、豊満なバディと、ユーモアのセンス、そして、お笑い芸人と結婚する勇気・・・それだけのものを持ち合わせている女性は今の日本にあまり見当たらないのではないか?

 美貌の女性はいっぱいいる。スタイルのいい女性も(ただし、スリムなね。)。ユーモアのセンスのある女性もごまんといる。・・・でも、総合的に見たらどうだろうか?

 結婚に踏み切るとき、そのひとの人間性がかなり明確になるような気がする。

 披露宴も盛大に行われたらしい。

 これから、藤原紀香がさらに飛躍することを望みたい。

 できれば、演技力であっと言わせるような大女優になってほしいと切に願っている。

 そして、もちろん、結婚生活がしあわせなものでることを!