パット・ティルマンはアメリカのフットボールのスター選手だった。
彼は、2004年アフガニスタンでの戦闘中に仲間の銃弾によって戦死した。
彼の死について調査したある中佐が、
「もし人が無神論者で、何の信仰ももたないとしたら、死んでも行くところがないだろう。虫けらになるだけだ。」というような発言をしたことが、ティルマンの家族から猛烈な反発を招き、大きな社会問題となっているらしい。
要するに、無神論者は成仏できない、ということだろう。
信仰を持った人間にとっては、信仰をもたない人間は下等に見えるのだろうか?
宗教について、異教徒に対する寛大さや、理解、共存のための工夫が必要だろう。
価値観が違うものが価値観の違いを認め合って共存する・・・それこそが今世界でもっとも必要とされていることだと思う。
アメリカという世界最大の強国が、いかに寛大さを示せるか?注目していたい。