南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

健康法その2=適度な運動(価Ⅱ=23)

 適度な運動が、健康にいいことは言うまでもないだろう。

ちょっと思いつくだけでも、次のような利点がある。

1. 摂取した栄養を的確に消費するのに役立つ。
2. インシュリンなどの分泌を促進し、体調を保つ。
3. 神経伝達物質やホルモンの分泌を促し、体調を保つ。
4. 血液の循環をよくし、体細胞のすみずみまで栄養を供給するのに資する。
5. 筋肉を強化することで、活力を維持し、血糖の取り込みを促進する。
6. 内臓機能の維持に資する。
7. 骨の機能維持に資する。
8. よい姿勢を保つことに資し、健康の維持にプラスになる。
9. 精神的にも安定をもたらし、ストレスの解消に資する。
10. 脳の感覚野、運動野などの刺激を通して、脳と体の各部位との連携を活性化する。
11. 運動そのものが快感を与える。

 そのほかにも運動のメリットはいろいろあるだろう。

 年齢や体の状態に応じた適切な運動をする限りプラスである。
 ただし、無理な運動や過激な運動は逆効果であることも当然だろう。

 要は、自分にあった運動の仕方を工夫して適度な運動に努め健康維持に努めることがたいせつだということだろう。

 たとえば、大きな病気や事故により、健康になんらかの問題を持つひとの場合は、そういう条件を踏まえて可能な限り運動をすればいいということになるだろう。