南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

自分にできること

コロナウイルスの感染拡大で世界が未曽有の危機に陥っている。

・政府の役割、医療機関の役割、自治体の役割、民間の役割、個人の役割それぞれに重要だ。

・生活に不可欠なサービスの確保・・・食料品、薬品、電気ガス上下水道、銀行、郵便局、公共交通機関、配送、電話・インターネット、警察、役所、種々の手続き

・ひとびとは可能な限り外出しないこと。ひとと接しないこと。

 

・自分にできることは、外出をひかえることぐらいだが、

物を書く人間としてなにか読者が読んでみたいと思ってくれるものを提供したいと思っている。

これまでに書いた詩や小説やエッセイもあるし、これから発表するものもある。

危機の中にあるからこそ、真剣に生きることを考えざるをえないという面もあるだろう。

自分は自分なりに全力で書いて来たしこれからもしっかりと考えながら読むに堪える作品を書いていきたいと思う。世界が死に瀕しているのだから、逃げ場のない緊張感を持ちながら生きることと死ぬことを見つめてみたい。

残念ながら自分には感染者を医療面で救える力はないが、精神面でよりそえる役割を果たせるなら嬉しいと思って書くことに取り組んでいきたいと思う。