南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

自分の考え

自分ほど 物の分かった 者はない

 そういう同士で 世間は回る

 

違うのは 当たり前だが 殺すほど

  憎み合うのは 考えものだ

 

批判のみ 胸のすくほど 投げつけて

 傲然と立つ 鏡の中に