南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

環境

 

       環 境

 

天気がめまぐるしく変わるのを
気持ちの浮き沈みと合わせてみる。
わたしという生命体をおおざっぱにとらえてみれば
体と心と環境だろうか?
人は感情の起伏を責められるが天気は責任を問われない。
あなたがわたしの環境であるように
わたしはあなたの環境であると気づいている。
今日は晴れのち雨?