南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

「カルテット第7号」山田兼士小詩集「疾中情景詩篇」

「カルテット第7号」。山田兼士小詩集「疾中情景詩篇」。突然の病で入院。退院して回復するまでの経験と思いが切々と語られる。重大な出来事を辛抱強いリハビリで克服する過程は他人事とは思えない切迫感とリアリティがある。「未知の 未明の 未踏の どこかへと」向かう著者にエールを送りたい。