南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

『人間ガイドブック』の試み(価Ⅲ=39)

     

『人間ガイドブック』への試み(価Ⅲ=39)

                                  価値観の研究第三部その39

1. 死についての体系的な教育とそのための教材の必要性を認識すれば、そ
れを具体化したいのが人情だろう。

2. 死についての教育体系としては、一例としては、
① 幼稚園向け
② 小学校向け
③ 中学校向け
④ 高校向け
⑤ 大学向け
⑥ 大学院向け
⑦ 社会人向け
⑧ 青年向け
⑨ 壮年向け
⑩ 老年向け
⑪ 男性向け
⑫ 女性向け
⑬ 重病人向け病人など
など、成長段階や年齢や重篤な病気に冒されている死期の迫り具合など
に応じた教育を施すのが望ましいと考えられる。

3. 教材の構成としては、一例として、次のようなものが考えられる。
① 人間の誕生
② 人間の成長
③ 人間の教育
④ 人間の健康
⑤ 人間の職業
⑥ 人間の男女関係
⑦ 人間の家庭
⑧ 人間の社会生活
⑨ 人間の倫理
⑩ 人間の紛争
⑪ 人間の生きがい
⑫ 人間の死
⑬ その他