南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

子供たちのための、『人の一生とはなんですか?』(価Ⅲ=40)

   

子供たちのための、『ひとの一生とはなんですか?』(試作)

                                       価値観の研究第3部 その40
          
1. 生まれる

お父さんのおたまじゃくしがお母さんのおなかの中の小さな卵に入ると赤ちゃんのもとができます。
赤ちゃんのもとは10月10日たつと大きくなって、お母さんのおなかの中から外へ出てきます。赤ちゃんの誕生です。

2. 育つ

はじめは寝てミルクを飲んで泣くだけです。
1年もすると立ち上がって歩けるようになります。
ごはんもやわらかいものがだんだん食べられるようになります。
2年もすると言葉がしゃべれるようになります。

3. 保育園や幼稚園

小学校に入る前は、保育園や幼稚園に通います。

4. 小学校

6歳になるといよいよ小学校へ通います。
いろいろなことを学び始めます。

5. 中学校

12歳になると中学生です。

6. 高等学校

15歳になると高等学校へ行くひとが多いです。

7. 大学

18歳になると大学にはいったり、就職したりします。

8. 就職

高校や大学を卒業すると就職します。
働いてもらったお金で生活します。
社会のためになる仕事ができたらしあわせですね。

9. 恋愛

ひとを好きになることがあります。

10. 結婚

とても好きになると結婚します。

11.出産

  赤ちゃんが生まれます。

12.家族

  お父さん、お母さん、兄弟、姉妹、おじいさん、おばあさんなどの家族ができます。

13.成長

 子供たちも大きくなると独立します。

14.老化

 だんだん年をとると頭も体も衰えます。
 ほかのひとの助けが必要になるひとも多いです。

15.病気やけが

 ひとはいろいろな病気やけがをします。
 病院でお医者さんに診てもらって、手術を受けたり薬をもらったりします。
 なおらない病気にかかることもあります。

16.死亡

  最後にはひとはだれも死にます。

17.葬式

 亡くなったひとのためにお葬式をします。

18.墓

 亡くなったひとの骨や灰をお墓におさめます。

19.お墓参り

 亡くなったひとをしのんでお墓参りをします。

20.くりかえし

 みんな生まれたときは赤ちゃんです。成長すると大人になりますが、だんだんお年寄りになって、最後には死にます。
 
21.生きる

 みんな最後にはこの世からいなくなってしまいます。
 だから、みんな生きているうちにいろいろなことをやりましょうね!