南原充士『続・越落の園』

文学のデパート

#政党、団体

自民党の政権復帰について

自民党の政権復帰について 民主党が三年政権を担当して疲労困憊して政権が自民党に戻ったという印象を持っている。 自民党が政権を長期にわたって独占していたことの弊害もあったが、政治経験、ノウハウ、人材等は民主党を上回っていることも確かだ。 どの政…

『 民主党の政権獲得 』 について

「 民主党の政権獲得 」について 1.去る8月30日の総選挙結果は、予想通り民主党の圧勝に終わった。わが国の歴史において画期的なできごとだといえよう。 百年に一度と言われた世界不況もやや改善の兆しがみられるものの、まだまだ予断を許さない不安と…

言葉と行動(価Ⅱ=42)

『 言葉と行動 』 価値観の研究第二部 その42 (価Ⅱ=42) 言葉と行動は必ずしも一致しない。それには、さまざまな理由があるだろう。政治的、経済的、社交的、個人的、故意、過失等々。 人間は、いろいろな場面で、言葉を求められる。沈黙は金だが、言…

デュー・プロセスについて(価Ⅱ=41)

『 デュー・プロセス 』 (価値観の研究第二部 その41)(価Ⅱ=41) 金融危機への対策が、内外で鋭意進められる中で、できるだけ早い景気回復が望まれるところであるが、昨今の日本国内の論議で気がかりなのは、法律的な議論が感情論や立法論と混同され…

異なった価値観は常に存在し続ける(価Ⅱ=40)

【異なる価値観は常に存在する】(価値観の研究第二部 その40) 1.ことし(西暦2008年、平成二十年)の世界経済は、アメリカの金融危機に端を発して、全世界を巻き込む史上稀な不景気に突入した。 幸い、過去の大恐慌やバブル経済の破綻という経験を…

麻生内閣支持率低下

マスコミ報道によれば、麻生内閣の支持率が20%程度に急落しているらしい。 この非常時に困ったものだ。 100年に一回の経済危機を乗り切るためには、関係者が一致協力することがたいせつだと思う。 国際的な協調がとられて、さまざまな対策が講じられ、…

アメリカの金融危機=その2

日本人が三人もノーベル物理学賞を受賞したのは快挙であり、明るいニュースだ。素粒子論についての日本人の研究は世界をリードしているということだろう。湯川、朝永氏をはじめとする偉大な先人の伝統を引き継いでいるのだろう。 最近の金融不安のなかで、す…

福田康夫総理大臣のこと

安倍晋三前総理のあとを受けてリリーフピッチャーのような役割を果たしてきた福田総理が突然辞意を表明したことに対しては、概ね、「投げ出し」たことへの責任を追及する意見が多かったと思われる。 安倍前総理に続いての「政権投げ出し」に呆れたとか情けな…

福田総理の政権運営について

最近の政治情勢について(平成20年6月3日現在) 安倍総理大臣のあとに福田総理が就任して早9ヶ月。予想外に多くの難事に直面したといってよいだろう。福田総理の舵取りをどう評価すべきだろうか?いろいろな評価がありうると思うが、ここでは、ぼくなり…